| 「――――シロウ。……シロウは私とこうしているのが嫌なのですか」 と、セイバーに聞かれたのが昨日の話で、その問いに俺がどう答えたかは今の俺の状態を見てもらえれば一目瞭然という話。 おやつの時間――ちなみに今日はタイヤキだった――が終わり、腹が適度に膨れたところで日課である道場での鍛錬。二時間ほど打ち合って、というか一方的に打ちのめされて、毎度よろしく痣や擦り傷だらけの体を無理やり風呂にぶち込む。汗を流したところで、こちらも毎度よろしく二時間鍛錬したのに汗ひとつかいていないセイバーに手当てをしてもらう。 「――すぅ、――ん、シロゥ……」 毎度よろしくのアレを一段どころか二十段くらい飛び越え、足を投げ出して座っている俺。その足の上に正対。腰と腰を密着させて座り、俺の肩に猫の手に丸めた手を置いて、首もとに顔を寄せ、それはもう幸せそうな寝息をたてて……思わず蕩けそうになる声音で寝言を呟きながらやすやとお眠りになっていらっしゃるのです――――
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